SSブログ

2012年1月9日の祖母山登山 [山]

 毎年1回は行っている雪山登山を去年の暮れからどこにしようか思案して、ふと祖母山にしてみた。去年の大船山は道に迷って約1時間半くらいのロスをしたので、今年は初めてのコースをしっかり計画立てて行ってみた。

標高1,756.4m、宮崎県高千穂町五ケ所側からの北谷登山口が標高約1,100mなので、高低差656.4mの往復。
このクラスの山としては負担の軽い短時間のコース。往路3時間、頂上で1時間半の昼食休憩を取り復路2時間という結果。

4年前の5月に同じ山系の障子岳を大分県尾平側から登った時は高低差1,200mを往復7時間半だったので、今回が無積雪ではハイキング程度の気軽さで行けるコースだと思う。これを積雪時のリスクを考慮して準備。

当日の朝は3時半起床、4時に家を出る。日の出が7時半近くなので、外はまだ真っ暗。高速に入ると、目指す熊本方面が雨で速度規制中。
この日の天気は雨だったか?と気になり途中のPAで確認するものの、どこにも雨の気配はなかったので、そのまま登山口へ向かう。
熊本市内も路面は濡れていたけど、阿蘇へ入るとだんだん乾いてきた、五ケ所に入ると路面が雪。
タイヤチェーンは積んでいたが装着する手間を惜しんで、ゆっくり進み登山口へ到着。

登山届を出して、8時からスタート、5合目手前の尾根に出るまで約1時間、空も曇りから晴れ渡り尾根に出て雪道をアイゼン無しのまま2時間、途中は特別負担のかかる箇所も無く11時で頂上。
周りの樹木は綺麗な樹氷となっていて写真におさめる。

頂上からの眺めは、晴れていたら、久住や雲仙、阿蘇も見れただろうけどこの日は周辺の障子岳、古祖母、傾までが限界。足下の尾平などを見下ろす高度感は気持ちがいい。
もうひとつ楽しみの一つに、新しく購入したガスコンロ「ジェットボイルZIP」を使った温かい昼食が取れることだった。熱効率抜群なのはピカイチ、180mlの沸騰は約30秒だろうか、とても快適。

下山に周回コースを取れる風穴コースがあったけど、急坂が崖に近い感じだったので、今日のところは往路を引き返すことにして、アイゼン装着にて下りた。

途中、寒さで硬直した脚の太腿内側がつってしまい痛かったが、ゆっくりストレッチしながら進み、大きなロスも無く下山できた。

帰りは、南阿蘇村で「月廻り温泉館」にて入浴、湯船から阿蘇の高岳、根子岳が見えて景色が良かった。
こんどは、この山々に登ってみたいなと意欲が湧いた。
DSC_0321.JPG
1.jpg
0.jpg
3.jpg
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

ダイヤモンド・プリンセス号|- ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。