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忘れられない由布岳登山 [山]

 12月5日、初めての山、由布岳。森林の中も歩きたくて東登山ルートを選択。紅葉の時期は終わっているのを覚悟で登り始めると、散り積もった枯葉の絨毯。

途中、足掛りの少ない鎖場をよじ登って、山頂へ。
由布岳は活火山ですり鉢状(だいぶ形は崩れてるけど)なので、ぐるっとお鉢巡りが可能、初めてにして挑戦してみたらとんでもなかった。
北側のルートがナイフエッジの岩場でロープなど無く、本当に手と足を使ってよじ登るとういう難所。
しかも、それまでの登りでいろいろな体勢だったせいか、太腿が30キロマラソンの時と同じ肉離れ風の痛みとなり、頭の中で「自力下山不能か?」と思った。

ガイド本でこの山の危険度は5段階中3。今まで危険度3はいくつか登ったけど、ここのお鉢巡りはプラス1加えた方がいいのではないか、、、
それでも、単独行はこんなものと休み休み足を進めた。以前、足を滑らせて体を木で支えた時に、肩を脱臼(この時は自分で肩を直した)させた事を思い出しながら、、、

途中、岩場ですれ違う年配夫婦(僕の親くらいだろうか)に手を差し出して支えて上げた時、「ありがとう」と手をギュッと握り返してくれた。
あのナイフエッジを通過できるのか心配してけど、十数年ぶりの2回目と言うので気をつけて下さいと会話してすれ違った。

山を登っている時、すれ違う人と挨拶はする、山頂でカメラのシャッターを押して上げる、、、等々見ず知らずの人達とのコミュニケーションがある。

この日の年配夫婦との手と手の繋がりはなんだか特別に感じた。

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